近所の非日常
えもりです。
すでに一週間以上経ちましたが、ゴールデンウィークはみなさんどのように過ごされましたか?
二度とない長さのお休み期間でしたが、実家が遠い我が家では、一人片道四万円近くなる交通費に震え、早々に帰省を諦めました。
・・・でもせっかくのお休みだし、少しはお出かけしたい!
ということで連休前半、京急電鉄の「みさきまぐろきっぷ」で、三浦半島に出かけました。
「みさきまぐろきっぷ」とは…
・京急沿線の駅から三崎口駅までの往復交通費および三崎口近郊のバス乗り放題
・地元のまぐろを活かした食事(店舗多数)
・水族館、水中観光船、温泉、2階建てバスや市場でのお土産を選べるおもいで券
がついて品川から大人4000円弱というとてもお得なきっぷです。
今回のメインの目的は三浦半島にある「小網代の森」というところにいくことです。
小網代の森とは…
三浦半島の先端にある、相模湾に面した約70haの森で、
森の中央にある谷に沿って流れる「浦の川」の集水域として、
森林、湿地、干潟及び海までが連続して残されている、関東地方で唯一の自然環境と言われているそうです。
上流の森から道が作られており、周辺の自然を眺めながら海岸までいたることができます。
曇ってはいましたが、雨雲マップを見てそこまで降らないだろうと判断し、出発。
幹線道路を外れ、住宅の立ち並ぶ細い道を下り、森に入りました。
引橋入口にいたる道にはあまり目印がありません。
砂利の下り坂を抜けると、板張りの通路が現れました。
板の道にはたまに「スズメバチ注意」「マムシ注意(なので道以外の道を歩いてはいけない)」
といった物騒な看板が出ていたりも。
(急いで進みました)
途中からは小雨が降り始めたこともあり、この日は自分たち以外ほとんど人とすれ違いません。
木が風に揺れる音、鳥の声の中、言葉少なく歩いていきます。
道を進んでいくうち、
脇にあった水たまりがいつの間にか小さな流れになり、下るにつれ大きな流れになっていき、
さらに下って行くと周囲が大きくひらけ、茂った葦などに覆われた湿地帯になりました。
草原のように見えますが、背の高い草が生い茂っているからそう見えるだけで、下は沼
途中から雨が降り始め、干潟にいるはずのカニもみられず、後半は雨中行軍のような工程になってしまいましたが、
非日常的な雰囲気を楽しむことができました。
天気の良い時に来たらまた見られるものも印象も変わるのかもしれません。
6月にはホタルが見られるらしく、その時期のみ夜間も入場できるようです。行ってみようかな。
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今回のルート
・三崎口駅からバスで一駅、引橋で下車
・引橋入口から森へ
・森の中を歩き、湿地帯、干潟などを抜け宮ノ前峠入口から森の外、シーボニアマリーナ付近へ
・シーボニア入り口バス停から油壺マリンパークへ
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おまけ