泥だらけの日々

「働き方改革」が叫ばれて久しく、「イクメン(もう古い?)」や「ワーママ」、
家事育児両立というトピックスがもはや一つのトレンドになりつつある今日この頃。
これをお読みの方は、やはりお子さんがいる方が多いのだろうか。
それともクリエイティブ業界の働き方に関心がある方?
あるいは未来の出産に向けて不安に思っている方も?

 

こんにちは。

mom.entアートディレクターの三上です。子どもは今2歳で、
フリーランスデザイナーとしても仕事をしており、出勤するのは週の半分。
状況に応じてフレキシブルな働き方をさせてもらっています。

最初にひょんなきっかけからマネージャー中庭と知り合った時、mom.entの構想を聞きました。
正直、子どもを産むと周囲から急に「ママ」「ママ」と呼ばれて「おめーのママじゃねーよ」とか思いつつ
「ママは大変」「ママに優しい社会に」みたいなことばっかり見聞きして
(自分が得ている情報源にも偏りがあるのだろうけれど)最初は「またママかよ~」としか思いませんでした。

私自身といえば、広告会社、デザイン事務所を経て独立して、約一年。
産後一ヶ月で始めたフリーランスの仕事も軌道に乗ってきて楽しい時期でしたし、
殊更ママであるということを強調する必要もないように思えました。

ですが、話を聞いていくうちに
「どんな立場の人も自分らしく生きられる社会にしていきたいんだ!」という中庭の本気を感じて
そんな想いに共感する仲間とだったら、出会ってみたいなと思うようになりました。
(そう思ってしまったのが運のツキ笑)

それでまあいろいろな経緯はあったのですが、結果としては
フリーランスの仕事も継続しながら、mom.entの仲間に加わることになりました。

 

で、一年経ってみて。

 

・・・

 

もう、大変。まじで大変。・・・

 

・・・

 

 

仕事の幅が広がった分、大変さもやっぱり増してくるわけで、
ある日は深夜まで働き、ある日は子の夜泣きに朝まで苛まれ。
後ろ髪を引かれまくりながら保育園のお迎えにダッシュ、
入稿が終わった後でも「あのレイアウト、こうすればよかった!」と地団駄、
もちろんパートナーとのイザコザも絶えない笑。

まさに泥だらけの日々なのです。

 

だけどmom.entにいるから得られる、輝かしい瞬間もある。

このデザインどう思う?なんていう日常の会話。
誕生日をみんなで祝ったこと。
打ち合わせで盛り上がっちゃってゲラゲラ笑って、次の日、
何があんなに面白かったんだろう? なんて思う時。

仕事終わりのビールは、やっぱり仲間と一緒だと最高に美味しい。

 

デザインやクリエイティブの仕事は終わりがないものです。
常にもっと良いアイディアはないか、もうちょっとこうしたらどうか、もっと良くなるのでは、、
そんなことの繰り返しで気付けば深夜。私もずっとそんな働き方をしてきました。
それを疑問に思ったこともなかった。

 

そして基本的には、今も何も変わっていません。

常にもっと良いアイディアはないか、もうちょっとこうしたらどうか、もっと良くなるのでは、、
デザインには終わりがない。だから一生続けられる。
そう思っています。

 

だけれど子どもにとっては代替不可能なたった一人の母親である、
ということもまた事実。
そして子どもと過ごす時間のかけがえのなさもまた、紛れもない事実なのです。

 

それを両立とかバランスという言葉で表現するのは、少し違和感があります。

 

私という人間は一人しかいないし、人生は一回しかない。
瞬間、瞬間にかけがえのないものというのはあって
だから生きていくことは、何を得た、失ったということじゃないはずです。

 

と、いうわけで。

mom.entは  “ 人生すべての瞬間を、とびっきり愛おしむ ”  を
スローガンに掲げています。

 

どんな不恰好な人生でも愛おしい。

 

泥だらけでも理想を追いかけたいから、
私は今ここにいます。

 

ここからまた新しい何かが生まれていくのを楽しみに、

どうぞよろしく。

 

mikami

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